中国語簡体字から中国語繁体字へのリライト・簡体字と繁体字の違い

中国語の簡体字と繁体字の違いとは?

会社ホームページ、新製品カタログ、操作マニュアルなどの中国語「簡体字」の文字を「繁体字」に変換しただけで台湾向けとしてお使いではありませんか。

中国で使用されている中国語と台湾で使用されている中国語は、文字の違いだけではありません。例えばコンピュータ用語の「プログラムサポート」は台湾では「支援程式」、中国では「支持程序」いうように用語自体が異なってきます。

当社では漢字を機械的に変換するだけではなく、台湾市場向けに用語や言い回しなどすべてリライトいたします。

■固有名詞の違い・例えば「グーグル」

検索エンジン「GOOGLE」の
グーグル台湾グーグル中国

Google台湾 Google谷歌

グーグル台湾ではGOOGLEをそのまま使用していますが、グーグル中国では音訳で「谷歌」という名前がついています。

■キャッチコピーの違い・例えば「マクドナルド」

マクドナルドのキャッチコピー

台湾語とは?

中華圏で使われる共通語は「北京語」や「普通語」と呼ばれ、台湾では「中文」や「国語」とも呼ばれます。それに対し、台湾語は中国福建地方の「閩南語」に近い方言を指し、台湾では中国語と等しく主要言語として使用されています。

エリア 主な公用語( )は別称 使用されている文字
中国
  1. 中国語(北京語・普通語)
  2. その他各地方の方言
簡体字
台湾
  1. 中国語(中文・国語)
  2. 閩南語(台湾語)
  3. 客家語
繁体字

伝えたい相手は簡体字を使う中国の方ですか。それとも繁体字を使う台湾の方でしょうか。

台湾語(閩南語)は主に話し言葉として用いられていますが、「吃飽(お腹がいっぱい)」を「呷飽」、「怕老婆(奥さんが怖い)」を「驚某」と書くなど、台湾語の発音をあてた台湾特有の中国語表現が数多くあります。また日常生活でよく耳にする故事成語・ことわざでも「口是心非(言う事と考えている事が逆、本音と建前がまったく違う)」を「餓鬼假細字(食べたいけれど遠慮している振りをする)」と言うように、台湾生まれの俗語(俚語)も頻繁に使われています。

表現の異なる慣用句の例

台湾特有の表現 中国語(北京語) 意味
豆腐肩 無路用人 役に立たない人
龜笑鱉無尾 五十步笑百步 五十歩百歩、どんぐりの背比べ
吃緊摃破碗 欲速則不達 急がば回れ
甕底水雞 井底之蛙 井の中の蛙
摸蜊仔兼洗褲 一石二鳥 一石二鳥

また外国語を柔軟に取り入れる台湾の人々は、「御宅(オタク)」、「干物女」といった日本の流行語をそのまま中国語にしてしまう例も少なくありません。日本で外来語カタカタ言葉が増え続けるように、「台湾製の漢字言葉」も次々と生まれているのです。